コンプガチャから考える、携帯電話とストレスゼロ[九州、メンタルヘルス対策]
2012/05/09
朝の番組を離れて初めての朝カツ☆
午前7時からおよそ1時間にわたって異業種の方々と情報交換を行ってきました。
なんだかスイッチが入って気持ちが良いものですね!
さて、会の終了後に雑談をしている中で話題にのぼったのが携帯電話。
中でも、今ニュースになっているコンプガチャを始めとする携帯ゲームの話で持ちきりでした。実はあの人もハマっているとか、こういうゲームがあるらしい、とか・・。
ゲームに頓着ない私には正直ピンと来なかったのですが、ふと浮かんだのは、先日東京に行ったとき電車内で見かけた、7人掛けの座席で5人が下を向いて携帯電話を操作している光景。あの5人の中にもゲームを楽しんでいた方がいたのかもしれません。
まだ小学生だった頃、初めて行った友人の家から自宅に帰る時に道に迷って、こんな時に、小さな電話があってお母さんに電話できたらいいのに・・」と思ったことがありました。
それからおよそ10年後。
初めて携帯電話を持った時には、ドラえもんが生まれた未来を手にしたような感覚でした。特に、上京したての心細い時期に地元との距離を感じさせないメール機能には本当に感動したものです。
それから更なる発展を遂げ、今やすっかり日常になくてはならないものとして浸透した携帯電話。種々の機能を開発した技術者をはじめ、そこに情熱を注いでこられた方々には、尊敬と感謝の想いが湧いてきます。
だからこそ、消費者である私たちは今、それを賢く使う方法を考えなくてはならないのではないでしょうか?
携帯電話を使うことはあっても、携帯電話に使われては意味がないのです。
ところで、実は、携帯電話を操作するときの下向きの目線はストレス姿勢の一つの要素です。
目線が下がると、私達は脳と身体の構造上、感情にアクセスするようにできています。
その為、何か嫌な思いを抱えている時は、その感情を反芻したり内面会話をぐるぐる繰り返す要因となります。
ストレスを発散する目的でゲームをするはずが、全く逆効果である可能性が高くなります。
逆に携帯電話の位置を目線が上がるように少し高い位置に持ってきて操作をしたら・・・
恐らく人目が気になってながくゲームを続けられないということもあるでしょうが(笑)、同時に意識が外を向くので、他のことを考え始めたりして、長くは集中して続けられないと思います。このことをちょっと覚えておくだけでも違うかもしれません。
何と言っても、マスター(主人)は携帯ではなく、あなたなのですから。
(榎木田智子)