ブログ/今日もストレスゼロ気分♪

日本一小さな五重塔が教えてくれること  [ストレスゼロ、九州、メンタルヘルス対策]

2013/02/05

日本人の心の原風景にあるものの一つといえば、五重塔ではないでしょうか。

あの五重塔を中でしっかりと支えている一本の柱を「心柱(しんばしら)」と言います。

 

実は先日初めて知りました。(笑)
塔の構造そのものには接さずに、屋根の頂上部一点と接するのみという、大黒柱とは似て非なる柱です。
(中には宙に浮いている懸垂型のものも・・!)

 

台風や地震にめっぽう強く、法隆寺の五重塔は建築から1300年以上経つ今も倒れたことが無いんだとか。
あの東京スカイツリーにも地震対策として設置されています。

 

木の縮みなども考慮に入れて独特の切り込みと組み方で高さをつけているんですが、それらのパーツを見ていると
古代の建築家の方々の知恵って素晴らしいな、と感心してしまいます。
宮大工の方々は今でもその当時の材料や組み方を最大限に活かして修復をするんだそうです。
木造建築で1000年以上もの時を経てその姿を今に伝える、とは本当に驚異的なことですよね。

 

ところで、奈良県には日本一小さく、美しいと言われる五重塔があります。
女人高野室生寺(にょにんこうや・むろおじ)の五重塔です。

この室生寺の五重塔は全長16メートルほど。
造りこそ小さいものの、建物に対する心柱の太さはかなりのもので、
同じ奈良県にある全長50.8mの興福寺の五重塔のと比較して、大きさは4分の1ほどですが、
心柱の太さは2分の1に匹敵するそうです!

 

そんなことを知って改めて眺めると、森の奥にひっそりと、凛と立つ姿に静かな感動を覚えます。

 

「芯」柱ではなく「心」柱。

 

私達を支えているのも、まさに、「心柱」ではないでしょうか。
年齢や、地位や、そういったものでは測れないその人を支える心の柱。

周囲の状況がたとえどんなにその人を揺さぶっても、その揺れを制止するだけの力をじんわり発する逞しい柱。
そして、そのような心柱を持つ人の壮大で素晴らしいビジョンが、きっと時を経て後世の世界をも照らす光になる。

 

ストレスゼロも、そんな風に一人ひとりの心柱を太く、強くしてくれるものであってほしいと、と強く思いました。
あなただけが持つ尊い個性や才能が、今日もとびきりの光を放つ一日でありますように!

 

(榎木田智子)

 

Share on Facebook