クリスマスの小さな奇跡 [ストレスゼロ、九州、メンタルヘルス対策]
2012/12/25
住宅街の細い路地を走っていたら、十字路を横切ろうとしている車に出会った。
私は直進。
道を譲ろうと手で合図をしたら、相手も譲ろうとしてくれている。
頭を下げて一生懸命何かを説明しようと口を動かしながら、手で合図をしてくれた。
彼女が母親だとしたら、小学生のお子さんがいるのではなかろうか。
お互いににっこり会釈をして交差した。
それだけで、胸がほっこりした。
自分は今日、誰か何度道を譲れただろうか。
あなたは今日、誰かに何度道を譲られただろうか。
道を譲ったり、「ありがとう」を口にしたり、見知らぬ誰かが落としたものを拾って渡してあげたり、
ベビーカーを押す母親のためにエレベーターの扉を押さえたり・・
日常生活のごく当たり前のような些細な行動でも、イライラしていたり、焦っていたり、
マイナスの感情が働いている時には行動に起こせないことがある。
人に対しても、自分に対しても。
当然、マイナスの感情から生まれるマイナスの行動はプラスの結果を生まない。
そして、まさに、そうしたマイナスの感情の正体が、「ストレス」。
でも、本当はいつでも、どこでも、誰でも手放すことができるもの。
その感情から解放されれば、他人にも自分にも今よりちょっと優しくなれる、もっと夢をありありと描ける、
ずっと建設的な問題解決法を見つけられる・・・
「クリスマス」の小さな奇跡が、ストレスゼロの意味を再確認させてくれました。
心に温かな静寂の灯を。
Merry Christmas and A Happy New Year.
(榎木田智子)