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被災された方の心を守るために知っておきたいこと

2016/04/17

 

熊本地震において被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

 

地震をはじめとする自然災害は私たちから多くのものを奪いますが、

お一人おひとりの尊いアイデンティティー(その人らしさ、人格のようなもの)は、

たとえどんな困難によっても奪われるものではありません。

 

 

そうした観点から、言葉の表現と脳について少し記します。

被災した地域で救援活動に携わる方やマスコミ関係者をはじめ、何か少しでも届くと嬉しいです。

 

 

被災された地域の方々についての表現ですが、脳の思考レベルをもとに考えたとき、

「被災者」よりも「被災された方々」と表現する方が望ましいと言えます。

 

 

一見ものすごくささいな事のようですが、 実は、「被災者」と言われたときと、
「被災された方」と言われたときとでは、 脳の受けるインパクトがかなり異なります。

 

 

<被災者、と表現された場合>

 

言われた方の脳は「私=被災者」という風に、

アイデンティティーそのものを「被災者」と繋いでしまいます。

 

すると無意識のうちに、私らしさそのものが「被災者」と脳に刷り込まれ、

人によっては長期間苦しみが続いたり、被災前の生活を取り戻すための行動が困難となります。

 

意識的であれ無意識的であれ、 「自分が何者か」という認識(アイデンティティー)は、

感情や行動にも大きく影響するからです。

 

 

<被災された方、と表現された場合>

 

「被災する」は動詞ですから、脳は被災したことを一種の行動と受け取り、自分らしさには繋ぎません。

つまり、

「地震が起こった時にその地域にいたから被災してしまったけれど、

それによって私らしさまでもが変わってしまったわけではない。」

と自分のことを認識します。

 

その結果、被災前も被災後も変わらない「自分らしさ」の軸を保ちながら生活を再建する行動を起こすよう、

気持ちの切り替えがうまくいきやすくなります。

 

 

ささやかながら、被災した地域にお住まいの方々の心が守られますよう、心よりお祈りしております

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